2016/02/25(Thu)
 あの日クリスティーンは泣きながら言った「アヤウ パオリ」「マハール ディリ パオリ」と。
私は「必ず帰って来るから、一ヶ月も待たせやしないから」と言いながら彼女を抱きしめ、そして口づけをした。
涙で塩辛いクリスティーの唇は震えていた。


クリスティーンはまだ1歳にならない赤ん坊を抱きかかえ「マハール イモンベィビー カワワ ナ」(マハール=大切な人 あなたの赤ちゃん 可哀想でしょう)と更に強い口調で迫った。
「日本で片付けなければならない大きな仕事があるんだ。終わったらすぐに戻って来るよ」と言って荷物に手を掛けた。

私が一ヵ月程日本へ帰るなんて普通の事なのにクリスティーンの様子が違っているのには訳があった。
数日前、赤ん坊の父親が私ではない事が判明したのだ。

あの日、いつもはクリスティーンが一人で連れて行ったメリッサの検診に私も同行した。
自宅に読んだトライシクルが時間になっても来なくてバイクで病院まで送ったのだった。
検診に当たったドクターは私も何度か世話になり、その縁で一度ダイビングのガイドをした事もある若い医師だった。
型通りの検診をしカルテを見ていたドクターの目が止まり、少しの間を置いて「ダイビングの話しをしたいんだが、コーヒーを一杯飲んで行かないか」と私を誘った。
「ああ御馳走になります、ダイビングの話しなら喜んで」と返事をすると、ドクターは立ち上がって診察室の奥の部屋へ私を誘った。
サーバーの煮しまったコーヒーカップに注ぎながら「マサヤ メリッサのバブティズムは済んでいるのかい?」「もしも君が父親として洗礼を受けたとなると厄介な話になるんだが、言わない方が良いかな?」と遠回しな言い方で、暗にメリッサとのリレーションに問題がある事を伝えて来た。


続く
 otoboke 0yazi at 2016/02/25(Thu) 22:20コメント(0) 
2016/01/03(Sun)
 昨夜呑んじまったのでウィスキーが無いのだが、寂しい。
焼酎にしよう。

破滅したい願望が沸々と涌く今日この頃・・・何の不満も無いのに。
いいとしして、正月から面倒クセェ奴だな、と我思う。

不安も不満も無いのに何かが嫌だ。
面倒くさいんだな、生きてるのが。
だからとて死にたい訳ではない。

しかし、こう言う事を言いつつ、明日は山にでも行こうかと前向きな我。
思いつきなんだな。
産まれちまったから生きている。
ああ、父ちゃん母ちゃんごめんなさい。
産んでくれてありがとう・人生は楽しいです。
でも面倒クセェのはホントです。

だめだ、寝ようっと。

 otoboke 0yazi at 2016/01/03(Sun) 22:57コメント(0) 
2014/12/21(Sun)
 なんだか、何もかも面倒くさい・・・息をするのも面倒くさい? 意識して吸ってはいないか?

捉われているなぁ・・・捕われてもいるし、囚われてもいるな。

面倒くさい・・・何もかも面倒くさい。
どうせ死んでしまうのに・・・肝はここなんだがなぁ。

今月は本を読んだ・・・色々読んだが、あんまし良いのに当たらなかったな。
読んでいて残念感が一番だったのは・・・蛭子能収の人付き合いなんて必要ですか? とかなんとか言うの。
積極的に本なんか出すと言う事はどんだけ人付き合いしてるんだよ、と言うのに読む前に気づけよな、と、自分に腹が立った・・・要するに蛭子さんの考えの根底には強者の論理が隠れている事に本人が気づいていないのが痛い。

山の本も読んだな・・・カンチェンジュンガ無酸素登頂記・・・小西政継著
これも自分の感覚とは相容れなかったな。
小西さんは1996年にマナスルから戻って来ないんで遭難した模様なんだけれども、やっぱし、無理してたんだろうな、と思うんだな。
常に自分が頂点でいないとダメ人、だったか?
この本もそうなんだが何処か、何かが鼻につくと言うか・・・自分がヘボ登山者で力が無いから僻目で見るのか、弱い事・弱い人見下した感じがするのだ・・・裏を返せば、俺が一番の感覚か?

まっ、35〜36年も前の話ですからね、登頂の内容的にも、無酸素とは言え、今は昔の団体登山でアレなんですけど。

しかし、本気で山に挑むと死ぬ、ですな。
死んで花実が咲くものか? 
咲かないよなぁ〜 小西さんも山に挑んでねじ伏せたと言っているけど最後はねじ伏せられちまったものな。

オラには無縁か?

時間だけはあると思っていたが、歳とる早さは恐ろしや・・・そして、金が無い  致命的だな。

何も引っ掛かる物が無い時に不定愁訴的に参った感が出る時と言うのは精神的に良く無いな。

取り敢えず・・・山に行きたい・・・行くべきだな。

よし・・・山へ行こう。

いや、60だと言うのにまだこんな感覚を持つと言うのは、俺が厄介な奴んのか?
それとも、人間なんてそんな物なのか?

山、だな、山・・・山へ行こう!!! 山で汗を流せば総ては解決。

 otoboke 0yazi at 2014/12/21(Sun) 22:39コメント(1) 
2014/10/13(Mon)
 来月の二日から行くヒマラヤの準備をボチボチ始めてみた。

まず、登攀用具の確認・・・昨年のままと言う感じで直ぐに終わった。
やった事と言えば、ユマールのスリングを付け替えただけ。

昨年は初めてだったので要らない物を随分持ってしまったが、今回は身軽だ。

やっぱし、勝手を知っていると言うのは強い。
それと、登る山のグレードが低いんで気負いも無いし。

逆に言うと、昨年のピサンピークは相当無謀だった。
高度順化の点では最悪の登り方だったなと思う。
ホントに、良く登ったもんだと感心する。
まっ、稜線に出てからの部分は少しインチキかも知れないんだが、良しとしよう、ぞ。

ロックカラビナ2個 カラビナ2個 ユマール1個 エイトカン1個 アイゼン1組 ハーネス ピッケル 登山靴 スリング4本
ここら辺の冬山との違いはユマールだけだが、自分でロープを持たないだけ軽いし、荷物も小さい。

着るものももう分かっているのでヘマはしない。
ダウンジャケットは厚手を1着。
クライミング時のジャケットはトレッキングの上着と共用。
合羽は持たず、クライミングのアウターパンツで共用。

フリースが2着と手袋はミトンは止めてインナーをプラスして二重に。
股引と長袖シャッはクライミングの時だけなので1着で良いと分かったし。
替えの下着も3日分で、スボンやシャツは二枚ずつで洗って着る事にした。

汗をかいても乾燥し切って低温なのでそれ程臭くならない・・・慣れてしまうのかも。

食料だな、問題は。
フリーズドライをどれだけ持つか? その他の副食をどうするか?

アンナプルナ方面よりも山小屋の飯が美味いと言う評判を信じたいが・・・。

昨年より、概算で4キロ軽くなり、自分が毎日背負うのは僅かに6キロ程度。
コレは楽だ・・・昨年はポーターがいるのに12キロ背負って歩いたのだが、あれは自分が間抜けだったらしい。

今度のアタックは4時間程度で登り切るらしい。
今度こそ、アタックの全貌を撮ってやると今から思っているが、果たして・・・。


 otoboke 0yazi at 2014/10/13(Mon) 17:04コメント(0) 
2014/08/28(Thu)
 なんだか あれこれ画策してみたんだが やっぱし上手くないというか 風か吹かない感じで やっぱし ヒマラヤに行くことにした。

ンじゃぁ どこと どこが候補だったのかというと 第一案が 北京からモスクワまで汽車で行って 今をときめく ウクライナを通って ヨーロッパに抜ける旅。

で もう一つが ネパールからチベットに行って マウントカイラス を歩いてくる旅。

どっちも政情が良くないというか ナンダカンだ言って 寒そうだから止めた。

九月一日から カンボジアへ 地雷を踏みにいくんだが 12日間で短期なんで まっ いいか と。

しかし 金銭的には カンボジアは余計だったな はっきり言って 痛い。

カンボジアで地雷を踏むツアー と 言うのは多分無いです。
何しに行くの と言うと クメール人の女を見に行く 見るだけだから。

いや ほんとは単なる観光で アンコールワットを見てくる。

で アンコールワット を 見たら ワット 驚く!!!   イェーィ!!!

で ヒマラヤ は やっぱし 11月に行くことにした。
なんたって 人が少なくなるし うまく行けば雪が降って 危険が増す。

で 去年 死ぬ思いをしたので もっと 高い山にしようと思ったら 入山料が高くて止めた。
結局 去年と同じくらいの 6200メートル。
アイランドピーク と言う 初心者向けの6000メートル峰。

昨年の ピサンピークよりも 二つほど グレードは下がる。

昨年 諸々の手配を頼んだエージェントが掴まらない で 困った。
なので ドメジの消息も掴めないし ナーランとも音信不通。

まっ、ガイドはナンボでもいるし。

しかし 円安で料金跳ね上がり 痛いなぁ。

そんな訳で 九月の半ばに予定していた 九州ツーリング は 止め。

ドーにも コーにも やっぱし 山ですかぁ〜・・・ですね。








 otoboke 0yazi at 2014/08/28(Thu) 21:06コメント(0)